2022年6月15日、シーメンス株式会社は日本で初めて”Mendix”の名前を冠したイベント、Mendix Japan Day 2022を開催いたしました。コロナ禍を踏まえ、ウェビナーでの開催となりました。開催前の予想をはるかに超える600名超の事前登録があり、実際にも450名超のご参加を賜りました。誠にありがとうございました。

Mendix Japan Day 2022は、Mendix APACの上級副社長、Vincent Limからの日本語によるスピーチから開始されました。Vincent Limは日本での勤務経験もある知日派で、寿司をこよなく愛する親日家でもあります。それでも日本語での長いスピーチは人生初めて、とのことでしたが、心のこもったオープニングをお届けいたしました。

 

その後、Mendix プログラミングコンテスト 2022の決勝ラウンドを開催し、予選ラウンドを通過した5組がプレゼンテーションをされました。Mendix プログラミングコンテスト2022の詳細は、こちらをご覧願います。

 

基調講演として、株式会社アイ・ティ・アール プリンシパル・アナリストの甲元 宏明氏より、日本市場におけるローコード活用の広がりについて講演いただきました。

日本企業におけるローコード市場の平均年間成長率は24.4%に達し、PaaS/SaaSやAIなどの注目技術を上回る成長が見込まれています。甲元氏は提案として、DX推進のためには内製化を進め、業務部門とIT部門の連携を強化していくべき、とご説明されました。

また特別講演としてアクセンチュア株式会社 インダストリーX本部マネジング・ディレクターの志田 穣氏より、「製造業DXの最新動向とDXを加速させるローコード開発技術」と題し、ローコードを用いた開発手法をご説明いただきました。

志田 穣氏はアジャイル開発の重要性ならびに主要なプロセスをご紹介されたあと、自社が日本・世界で実施したローコード開発事例を紹介されました。そして、環境変化へ対応するために、Mendixに代表されるローコード開発プラットフォームがエンタープライズシステムの急速な進化に不可欠だとご説明されました。

日本における顧客事例として、株式会社ティラドのDX推進本部 本部長であり、また株式会社ティラドコネクト 取締役でもいらっしゃる鈴木 幹芳氏より自社のDX推進のためには組織構築が最重要であり、その中でもMendixなどのツール選定とパートナー選定がカギとなる旨のご説明がありました。

またMendix Japan Day 2022ではさらに多くの日本におけるMendixパートナー様にもご講演いただきました。各社各様のソリューションとMendixの組み合わせにより、日本の企業様にとって価値ある内容となりました。

【ご講演いただいたパートナー企業様】

  • 株式会社電通国際情報サービス
  • 株式会社マクニカ
  • 株式会社ビルドシステム
  • 日本電気株式会社
  • デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
  • Amazon Web Services
  • レッドハット株式会社

本年はコロナ禍ということもあり、バーチャルでの開催となりました。次年度はぜひ実際にお客様との対面でのイベントとしたいと存じます。

最後になりますが、ご参加いただきました皆様、パートナー企業様に改めまして厚く御礼申し上げます。

<Mendix Japan Day 2022 概要>

■ 日程:2022年6月15日(水)

■ 開催時間:9時~18時(8時55分より入場可能)

■ 開催方式:バーチャルイベント

■ 費用:無料

■ 参加対象:

ローコードの利用・普及に関心がある方(競合事業者からのご参加はお断りする場合があります)

■タイムテーブル詳細はこちら

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