Mendix、Gartner の「2023年 Gartner® Magic Quadrant™ for Enterprise Low-Code Application Platforms」において4期連続でリーダーに選出

※本プレスリリースは、Mendix, a Siemens businessが1月17日(現地時間)に米国で発表したプレスリリースを翻訳したものです。原文はこちらよりご参照ください。

Mendix、Gartner の「2023年 Gartner® Magic Quadrant™ for Enterprise Low-Code Application Platforms」において4期連続でリーダーに選出

  • 企業はアプリケーションポートフォリオの世代交代とイノベーションを迫られ、ローコード開発がエンタープライズのアプリケーション開発の主流となりつつある
  • Mendixは「ビジョンの完全性」の基軸で4期連続最高位の評価

シーメンスの傘下で、最先端エンタープライズアプリケーション開発のグローバルリーダーであるMendix(本社:オランダ ロッテルダム/CEO:ティム・スロック)は本日、Gartnerの「2023 Magic Quadrant for Enterprise Low-Code Application Platforms (LCAPs)」(エンタープライズ・ローコード・アプリケーション・プラットフォームのマジック・クアドラント)でリーダーの評価を受けたことを発表しました。また、Mendixは、「ビジョンの完全性」においても最高位に位置づけられています。Mendixは、4期連続でリーダーとしての評価を受けており、またMendixは、「ビジョンの完全性」においても最高位に位置づけられています。Mendix​が、​リーダーとしての評価​とビジョンの完全性にお​ける最高位​​を​共に​獲得した​のは、今回で4年連続になります。

Mendixにとって、Gartnerの評価は重要な意味を持ちます。今日、企業が生き残れるかどうかは、市場環境の変化や、常に進化する顧客ニーズへの適応力にかかっています。企業は、こうした力をデジタルソフトウェアの導入に求めており、その多くはローコードアプリケーションプラットフォームの採用によって、企業としての俊敏性を実現しようとしています。

Gartnerが実施した、企業の役員クラスを対象にした2022年度の調査では、回答者の40%がデジタル化を加速するために、デジタルビジネス関連予算を事業部門に移管することを検討していることが示されました。

Gartnerはまた、2025年には、企業が開発する新規アプリケーションの70%にローコードまたはノーコード・テクノロジーが使用されるようになり、その割合は25%未満だった2020年から大幅に拡大するという予測も行っています※1

世界的な学術出版企業であるSpringer Nature社のビジネスエンジニアリング部門グローバルリードであるRob de Leeuw氏は次のように述べています。

「当社は約3年前にMendixを採用し、ローコードによる開発を推進してきました。以来、Mendixとの関係は年々強化されています。当社では、世界40カ国で9,000人の従業員が応えるべき顧客のニーズやユースケースは多様です。また求められる技術スタックやスキルもきわめて広範です。Mendixプラットフォームの採用は、こうしたニーズに応えるための選択として、当然のことでした。今では、ソフトウェアエンジニアリングチームは複雑なアプリケーションのユースケースに取り組めるようになり、ビジネス部門のステークホルダーも開発工程で重要な役割を担えるようになっています。そして、Mendix Marketplaceを含むエキスパートエコシステムの拡がりは、当社のソリューション開発力を大幅に向上させました。これらテンプレートやソリューションの活用で、開発は一層シンプルになり、新規プラットフォーム導入の際の習熟期間も短くなりました。その結果、私たちはより高機能で、処理が早く、よりスマートな実用最小限の製品(MVP:Minimum Viable Product)ソリューションの開発ができるようになったのです。」

Mendixのようなエンタープライズ向けLCAP(ローコードアプリケーション開発プラットフォーム)は、ユーザー企業がビジネスの俊敏性やデジタルレジリエンス、およびデジタルトランスフォーメーション全般にわたる目標を達成するために大変有効でコスト効率も高いと言われています。そのため、イノベーションやモダナイゼーションの取り組みにおいても、常に中核部分の位置づけとなっています。LCAPを戦略的開発プラットフォームとして考える企業は、これからも増え続けることでしょう。加えて、パンデミックの期間中に、ローコード開発は大規模なプロジェクトも今までにないスピードで完遂できることがほぼ検証されています。デジタルファーストが常識となった今日、従来の開発アプローチはもはや最優先の手法として通用しなくなりました。

MendixのCEOであるティム・スロック(Tim Srock)は次のように述べています。

「企業がモダナイゼーションの取り組みを本格化させている今日、デジタル需要はまもなく供給能力を上回ることになるでしょう。従来のコーディング手法だけで企業のニーズに対応できる時代は、終わります。Mendix独自のアプローチと考え方は、開発部門が今後置かれる苦しい状況を克服する対応策そのものです。私たちは、今後もリーダーとしての評価を維持し続けることを確信しています。当社のプラットフォームとその周辺に広がるエコシステムは、DXの取り組みを進めようとする企業に、即応性と対応力を提供します。私たちは、何千という企業がデジタル化の目標に向かう中、その手助けができていることを誇りに思います」

Mendixがこのレポートでリーダーの評価を受け続けていることは、その独自のプラットフォームがソフトウェアの開発ライフサイクル全体にわたり、新しく起こるさまざまな問題に対応し続けているからに違いありません。Mendixのエンタープライズグレードのプラットフォームは、企業内のさまざまなドメインやユーザーの広範な開発要件に素早く対応するために数多くのツールを提供しています。さらに、Mendixは「Digital Execution Manual(デジタル実践マニュアル)」を提供し、企業のDXを支援しています。この資料には、Mendixの今までの経験が反映されており、企業はMendixプラットフォームと共にこれを活用することで、現在のデジタル化目標の達成、将来へのビジョンの設定に向かうことができます。

ビジネスとITのコラボレーション促進は、MendixプラットフォームのDNAに含まれています。ビジネスの変化には、ビジネス部門、IT部門、どちらか一方の力だけでは対応できません。Mendixプラットフォームは、多様化や流動化によって安定しない開発チームの維持に苦慮する現代の企業のニーズに応えます。開発者が求めるあらゆる要素を単一のプラットフォームに統合することで実現したMendix独自のコラボレーション機能で、チーム内の協力関係は強化され、プロジェクトの手戻りも削減されます。他にも、ドラッグ・アンド・ドロップ式の直観的インターフェース、AIによる開発支援機能、リアルタイムコミュニケーション、さらに特許申請中の先進的バージョン管理機能など、コラボレーションの強化に役立つさまざまな機能を利用できます。Mendixプラットフォームは、従来型のエンタープライズアプリケーション開発分野でも他社に先行しています。異なるシステム間のデータ連携や統合、プロセスの自動化や最適化にも適用でき、クラウドの導入や運用をより高度かつ容易にします。

Mendixがリーダーであり続けている要因の1つは、独立系ソフトウェアベンダー、グローバルなシステムインテグレーターやマーケットプレイスなど、エキスパートパートナーのエコシステムの成長と広がりです。プラットフォームから容易にアクセスして利用できるMendix Marketplaceは、さまざまな機能の統合や一元化への洞察を与えます。パッケージ化された機能やテンプレート化されたソリューション、カスタマイズされたコンポーネントなどを活用できるだけでなく、経験豊富なMendixのパートナーコミュニティと簡単につながることができます。マーケットプレイスから柔軟性の高いソリューションを探し、独自のソリューション構成や再構成を行えるようにしたり、逆に付加価値の高い機能のマーケットプレイスに提供したりすることで、活用する企業自身の開発力を強化し、俊敏性を高めます。最終的に、企業はアジャイルな企業としての新しいビジョンを実現できるようになります。

「2023 Gartner Magic Quadrant for Enterprise Low-Code Application Platforms」レポートの全文はこちらからご覧いただけます。

※1Gartner Harness the Disruptive Powers of Low-Code:A Gartner Trend Insight ReportJason Wong, Kyle Davis, 18 July 2022

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Mendix Platform の詳細:https://www.mendix.com/platform/

価格と提供開始予定:https://www.mendix.com/ja/pricing/

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Mendixについて

デジタルファーストの世界では、顧客ニーズは予測され、ツールは業務効率を大きく高め、エンタープライズはデジタルトランスフォーメーション実行しないと生き残れないと信じられています。 そんな世界に向かうエンタープライズにとって、シーメンスの事業部門、Mendixは、改革を進めるエンジンになろうとしています。その先進のローコードプラットフォームと幅広いエコシステムは、最先端のテクノロジーを相互に結び付け、エンゲージメントの向上、業務の合理化、ITの効率化を実現するソリューションをサポートします。Mendixは、抽象化、自動化、クラウド、コラボレーションの4つの柱で、開発者の生産性を劇的に向上させます。Mendixのコラボレーション機能と直感的なビジュアルインターフェイスは、技術者ではない「市民」が開発者となって、それぞれの得意領域の知識からアプリケーションを作成できるようにします。Mendixのプラットフォームは、クラウドネイティブであり、オープンで拡張性が高く、アジャイルで実績も豊富です。アナリストからもリーダーとして、また時代を先取りするビジョナリーとして評価されています。人工知能、拡張現実、インテリジェントオートメーション、ネイティブモバイルなどを支える、Mendixはデジタルファースト・エンタープライズのバックボーンです。Mendixエンタープライズ・ローコードプラットフォームは、全世界で4,000以上の企業に採用されており、30万人以上の開発者からなる活発なコミュニティが形成されて、すでに20万以上のアプリケーションを実現させています。

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■本件に関する報道関係者様からのお問合せ先

シーメンス株式会社シニアマーケティングマネージャー 東田

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